「糖尿病は、インスリンの働きが低下する病気です」

2016年4月1日

糖尿病というと「尿に糖が出る病気」と思われがちですが、これは糖尿病のひとつの症状にすぎません。膵臓から出るインスリンというホルモンの不足や欠乏からなる病気です。インスリンは血液中の糖分(血糖)を利用し、血糖を下げる働きがありますが、インスリンが働かず、血糖が異常に高い状態(高血糖)が続くと、目や腎臓の障害、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります。

よって、インスリンの働き以上に食べすぎると、血中の糖分が利用されずに残り、尿に混じって出ていきます。インスリンの働きに見合った量の食事をしていれば、糖分は十分利用され、高血糖を防ぐことができるのです。

(注)膵臓からインスリンが出なくなる糖尿病(1型)もあります。

食事療法のポイント

適正なエネルギー量の摂取

  • ※1 標準体重=身長(m)×身長(m)×22
  • ※2 生活活動強度の目安(体重1kgあたり)
    軽労働 (デスクワークが主な仕事・主婦) 25~30kcal
    普通労働 (立ち仕事が主な仕事) 30~35kcal
    重労働 (力仕事が多い仕事) 35kcal以上

(例)身長160cm 軽労働の場合は
1.6×1.6×22×28=1577 約1600kcalとなります。

必要な栄養素をバランス良く摂る

三度の食事をきちんととる

野菜の摂取を心がける