緩和ケア

緩和ケアチームのご案内

緩和ケアとは

『緩和ケア』はがんなどの診断を受けた時から、体や心のつらさや苦痛を和らげて、出来るだけ快適な生活が送れるように支援させて頂く医療です。

例えば・・・「痛みがある」、「動くのがつらい」、「食欲がおちる」、「イライラする」、「夜眠れない」などがあると、日常生活や通院・治療の妨げにもなります。

だからこそつらさを我慢せず、緩和する事は重要なのです。

緩和ケアチームとは

緩和ケアチームは主治医や担当看護師と連携・協力し、患者さんとご家族への緩和ケアを行います。
主治医や担当医・担当看護師は変わりませんし、必要な治療を妨げることはありませんのでご安心ください。

 

緩和ケアチームは、どんな時にどんなことをしてくれるの?

  • 痛みを我慢していてつらい。
  • 痛み止めを使い始めたら便秘や吐き気が出て困っている。
  • 痛み止めや痛みを緩和する方法をもっと知りたい。
  • 息苦しさや吐き気、その他の体の症状を我慢していてつらい。
  • 食事が食べられなくなってきて心配だ。
  • 病気の事を家族や子供とどう話したらよいか悩んでいる。
  • 病気やこれから先のことを、どう考えたら良いか分からず悩んでいる。
  • これからの生活や経済的なことが心配。
  • そわそわと落ち着かなくなってしまい困っている。
  • 心配で夜も眠れない。

上記のような症状や悩みをお持ちであれば、医師・看護師・担当者へ遠慮なくお申し出ください。

「がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会」修了者

(2022年4月1日現在)

 

緩和ケア外来のご案内(完全予約制)

 緩和ケアチームが実施する外来です。
 他の医療機関に通院中もしくは通院・入院していた方は、がん治療を実施した医療機関から当院の相談窓口へ
相談・予約手続き、および診療情報提供書(紹介状)の作成をご依頼ください。
 また受診時に、お薬手帳等処方薬の種類や量がわかるものをご持参いただきますようお願いします。

【当外来の診察対象となる方】
外来通院が可能ながん治療中の方

【地域の医療機関の方へ】
緩和ケア外来においては、完全予約制となっています。
緩和ケアが必要と判断された際は、必ず相談窓口を通してご相談・ご予約くださいますよう、お願い申し上げます。
また、患者さんの身体症状や精神症状、社会的な苦痛等や処方内容について、可能な限り詳細に診療情報提供書へご記載いただき、患者さんへお渡しくださいますと幸いです。

相談窓口はこちら

 

【外来日・担当医等】

診察室

診療日

診察時間

担当

1階7番

救急センター診察室2

(受付:1階6番受付)

救急センター診察室1

火曜日
(第2、4週)

9:00~11:00

(身体症状緩和)坂巻 文雄

火曜日
(第1、3、5週)

14:30~16:00

(身体症状緩和)齋藤 雄紀

応相談

14:30~16:00

(精神症状緩和)小田 暁

※ 患者さんの症状等にあわせて緩和ケアチームの緩和ケア認定看護師、薬剤師、公認心理師等が診療・ケアを提供する
 ことがあります。
※ 入院が必要となった際は、適切な連携医療機関へご紹介することがあります。
※ 診察室 外来見取図参照

【スタッフ紹介】

職位等

医師名

専門分野等

緩和ケア室長

教授

坂巻 文雄

日本緩和医療学会主催「緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会」修了

日本内科学会認定医

日本内科学会総合内科専門医

日本呼吸器学会専門医・指導医

日本呼吸器学会内視鏡指導医

日本がん治療認定医療機関がん治療認定医

肺がんCT検診認定機構 肺がんCT検診認定医

緩和ケア室長補佐

講師

齋藤 雄紀

日本緩和医療学会主催「緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会」修了

日本外科学会専門医・指導医

日本乳癌学会乳腺専門医・指導医

日本超音波学会超音波専門医・指導医

日本がん治療認定医療機関がん治療認定医

日本乳がん検診精度管理中央機構 検診マンモグラフィ読影認定医B

精神科

小田 暁

日本精神神経学会専門医・指導医

精神保健指定医