リウマチ内科

リウマチ内科
1. 当科の紹介
当科が専門とするリウマチ・膠原病は、全身性の自己免疫疾患であり、診療においては、内科各領域のみならず皮膚科、眼科、耳鼻科、整形外科など、全科的な診療能力を必要とします。当科の診療圏は八王子市以外にも、山梨県や埼玉県、神奈川県などを含めた広範囲をカバーしており、一般病院では経験できない豊富で多彩な膠原病患者を診れることが当科における臨床研修の特徴です。入院および外来診療で多くの症例を経験することにより、全人的な診察能力を習得できます。また、本施設は日本リウマチ学会の教育認定施設に指定されており、当科で臨床助手として後期研修を修了後、日本リウマチ学会専門医資格試験を受験し、専門医資格の取得ができます。
2. 当科が研修施設として認定されている専門医一覧
- 日本リウマチ学会認定教育施設
3. スタッフ
(1) | 鈴木康夫 | 特任教授 |
日本内科学会指導医・認定医、日本リウマチ学会指導医・専門医、日本骨粗鬆症学会認定医 |
(2) | 若林孝幸 | 講師(医長) |
日本内科学会認定医・総合内科専門医、日本リウマチ学会指導医・専門医 |
(3) | 倉林賢慶 | 助教 |
日本内科学会認定医・総合内科専門医、日本リウマチ学会専門医 |
(4) | 志村佳瑚 | 臨床助手 |
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4. 研修プログラムの基本理念と概要
リウマチ内科では、リウマチ・膠原病診療に必要な知識、技術を習得し、優れたリウマチ専門医の養成を目指しています。指導医とともに豊富な症例の診療にあたり、リウマチ専門医だけでなく一般内科医として、研鑽を積むことが出来ます。教育の機会として、教授回診や症例カンファレンス、論文抄読会などがあります。リウマチ・膠原病関連の学会や教育研修会、研究会などへ定期的に参加し、稀な症例や示唆に富む症例などを学会等で発表し、それを論文にする機会も用意されています。
【週間予定】
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月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
午前 |
病棟回診 |
外来見学 |
病棟回診 |
全体医局会 |
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午後 |
チーム回診 |
チーム回診 |
チーム回診 |
教授回診
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備考 |
第1.第3土曜日は休日。日曜、休日の病棟オンコールあり。病院内科当直として月3-4回。 |
5. 研修到達目標
(1) | リウマチ専門医取得に必要な代表的リウマチ・膠原病症例を経験する。 |
(2) | 各疾患の診断と治療プロトコール(標準的治療および臨床試験などの最新治療)を理解し、入院および外来で実践できる。 |
(3) | 抗リウマチ薬、生物学的製剤、副腎皮質ステロイド薬および免疫抑制薬の適応を理解し、正しく治療方針を決定できる。 |
(4) | 関節レントゲン/エコー検査などの画像検査を正しく読影できる。 |
(5) | 関節穿刺を経験し、その結果を正しく評価できる。 |
(6) | 研修医ならびに臨床助手の指導ができる。 |
(7) | 関連病院において、単独でリウマチ性疾患・膠原病の診断・治療にあたることができる。 |
(8) | 日本リウマチ学会や日本リウマチ財団の教育研修会へ参加し、最新の知見を習得できる。 |
(9) | 症例報告や臨床研究の成果を学会発表し(国内、海外)、論文作成(和文、英文)する能力を養うことができる。 |
6. 参加学会
(1) | 日本リウマチ学会 |
(2) | 臨床リウマチ学会 |
(3) | 日本骨代謝学会 |
(4) | 日本骨粗鬆症学会 |
(5) | 日本臨床免疫学会 |
(6) | ヨーロッパリウマチ学会 |
(7) | アメリカリウマチ学会 |
7. 参加研究会
(1) | 湘南西部リウマチ性疾患研究会 |
(2) | 膠原病胸部画像読影カンファレンス |
(3) | 関東リウマチ |
8. 問い合わせ先
東海大学医学部付属八王子病院 リウマチ内科(代表 若林孝幸)
〒192-0032 東京都八王子市石川町1838
Tel: 042-639-1111(代) Fax: 042-639-1144
メールアドレス:wt618000@tsc.u-tokai.ac.jp