治療設備

外来治療センター

「安全・確実と快適な治療」を基本理念とし、センター長(日本臨床腫瘍学会がん治療薬物療法専門医・指導医)を始め、医師(日本臨床腫瘍学会がん治療薬物療法専門医)、看護師、がん薬物療法認定薬剤師を含む薬剤師がこれらが実現できるよう努力しています。

化学療法による副作用に対し常駐する看護師が主治医へ報告し、細やかな副作用対策がなされることで、快適に治療を受けていただけるよう心がけています。

窓の大きな明るく開放的な環境で治療を受けていただけます。テレビ付きリクライニングシートが10台、治療ベッド2床が設置されています。

マンモグラフィ

当院は、日本乳がん検診精度管理中央機構が認定する「マンモグラフィ検診施設画像認定」を受けています。これは、マンモグラフィ検診の制度維持・向上を目的にその施設の撮影装置や撮影したレントゲン写真、撮影に要した放射線量などを総合的に判断し、必要な基準を全て満たした施設に与えられるものです。

撮影にあたる放射線技師は日本乳がん検診精度管理中央機構が認定する「検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師」です。
撮影担当者は、原則として女性放射線技師が行います。安心して検査を受けていただけます。

放射線治療室

放射線治療は体に放射線を照射することで、がんを消滅させる治療です。
近年の放射線治療技術の進歩により、がんに限定して照射することが可能となりました。
これにより、正常な細胞を傷つけることは最小限に抑えられます。また、治療効果も向上し放射線治療の適応となるがんが大幅に増加しました。
当院では、より高精度な三次元原体照射や定位放射線治療、強度変調放射線治療(IMRT)を行っています。

血管撮影室

血管内治療(IVR:Interventional radiology)を行います。
血管内治療とは、カテーテルと呼ばれる細い管を血管に入れ、造影剤を流しレントゲン撮影やCT撮影等をし問題のある血管を確認しながら細くなった血管を拡張したり塞いだりする治療です。
がん治療においては、がんに栄養を与える血管に抗がん剤などを入れ、がん細胞を壊死(えし)させる肝動脈化学塞栓術(TACE:Transcatheter arterial chemoembolization)や、超音波画像やCT画像を見ながら450キロヘ