小児科

小児科専門医(後期研修医)養成プログラム

1.当科の紹介

当院は八王子市地域中核2次救急医療病院として開院当初より「地域に密接したかかり易い小児科」を掲げ診療にあたっています。入院病床も小児単独病棟を有し、30床と周辺医療機関と比較し、豊富なベッド数を持っております。入院患者さんは2014年度では延べ929人、外来受診患者さん数も20466人と多くの患者さんにご利用いただいています。また各臓器別の専門外来もあり、疾患も多岐に渡ります。専門性のあるスタッフは密に連携し、一人の患者さんが抱えている様々な問題を「スタッフ全員で解決にあたる」という姿勢で診療に臨んでおり、またそれができる環境にあります。院内で対応が難しい専門性、重症度の高い患者さんは、都立小児総合医療センターを初めとする近隣施設とともに診断治療にあたっています。当院には小児外科スタッフも常勤しており、虫垂炎、鼠径ヘルニアから固形腫瘍などをコンサルトできる環境にあります。

専門医修得に必要な疾患群、特に「血液・腫瘍」、「新生児」、「先天代謝」症例などの稀少疾患は、医学部付属病院での研修で学ぶことができます。

2.当科が研修施設として認定されている専門医

日本小児科学会専門医認定施設として登録されています。

3.指導医

山口 公一 教授 小児科学会専門医
岡本 正二郎 助教 小児科学会専門医
池上 真理子 助教 小児科学会専門医
高倉 広充 助教 小児科学会専門医
平井 康太 講師 小児科学会専門医
朝長 優子 助教 小児科学会専門医
坂間 隆 助教 小児科学会専門医

4.研修プログラムの基本理念と概要、および到達目標

患児の年齢・発達に合わせた診療方法を選択することができる。
患児の身近な医療者である保護者の話に耳を傾け、その不安を少しでも和らげられる説明を心がける。
初期研修時に修得した知識および技術を活かし、入院患児の診断治療計画を自らたて、指導医とディスカッションし、実施できる医師を目指す。
必要な時には患児の代弁者として、その保護者と向き合うことができる医師を目指す。
目まぐるしく変化するEBMを常に更新できるよう継続的に医学知識を習得し、日常診療から抽出した疑問を、統計学的、基礎医学的手法を用い解決できる医師を目指す。
教育者として初期研修医に対し、心に残る指導ができるようにする。

5.参加学会

日本小児科学会、日本小児保健学会、小児呼吸器学会、小児腎臓学会、小児神経学会、
小児内分泌学会、小児感染症学会、新生児周産期学会 等

ヨーロッパ小児腎臓病学会、アジア小児腎臓病学会

問い合わせ先

東海大学医学部付属八王子病院 臨床研修部事務局

Tel:042-639-1111
Fax:042-639-1144

上記事務局へご連絡下さい。
折り返し、小児科スタッフよりご連絡致します。