緩和ケア室

ご挨拶

当院緩和ケア室では、各診療科・診療部門を横断的に緩和ケアの面の充実をはかるべく、各科・各部署の精鋭を集め、緩和ケアチームを立ち上げ、約1年の準備期間を経て2016年4月より正式に活動を開始しました。現在は主として院内の各科のがん患者さんの緩和ケアに関し、医学(身体、精神)、薬剤、看護、リハビリテーション、栄養管理、心理的問題、栄養管理、歯科口腔衛生、そして社会・経済的な諸問題に関し、専門家が主治医・病棟にアドバイスすることを行っております。また退院後の患者さんで緩和ケアからのアプローチが引き続き必要な方につき、緩和ケア外来にて、医師・薬剤師・看護師が診察・面談を行いフォローしています。どうぞ主治医・病棟看護師、がん相談室などを通してご依頼くださいますようお願い申し上げます。

概要

緩和ケアチームは身体的問題担当医師2名、精神的問題担当医師2名、薬剤師2名、看護師2名(内専従1名)、理学・作業療法士2名、管理栄養士1名、歯科衛生士1名、臨床心理士1名、社会福祉士(ケースワーカー)1名から成り、主治医または病棟看護師からの依頼(患者さんからの要望を含む)に応じて患者さんを担当し、主治医・病棟に助言を中心に診療補助を行っています。普段は専従看護師を中心に患者さんのところに定期的に診察・問診に伺い、週1回はチーム全員による全症例のカンファレンス、総回診を行い、意見統一とお互いの研鑽に励んでいます。また週1回、緩和ケア外来を開き、当院入退院後の患者さんで必要な方の経過観察を緩和ケアの立場から行っています。医師の診察のみでなく看護師、薬剤師をはじめ、その患者さんに必要な職種も同席し、患者さん本位の医療を心掛けています。

2016年度(2016年4月~2017年3月)実績 

緩和ケアチーム介入件数(入院患者) 110件(内 新規90件、継続20件)
緩和ケア外来 患者数 のべ27名、診察回数 のべ36回
病名、依頼理由内訳(図1、図2参照)

図1 緩和ケアチーム依頼患者の疾患内訳

図2 緩和ケアチーム依頼理由