手術室
ご挨拶
手術室では、患者さんが安全に手術を受けられるよう、全診療科医師・手術室看護師・臨床工学技士・薬剤師・放射線技師その他のコメデイカルスタッフが協力し、それぞれの専門性を発揮して質の高い手術医療を提供しています。難易度の高い手術から日帰り手術まで年間5,632件(うち麻酔管理症例は3,692件)が行われています。12の手術室には最新の医療機器を配し、高性能HEPAフィルター装置を用いた清潔な空調環境としています。また、全室チャンネルモニターおよび手術記録システムが配備され、手術中の患者さんのバイタルサインや手術進行状況を的確に監視することができます。個人確認・手術部位確認・体内異物遺残防止・手術用機材の整備と管理を徹底し、安全に手術を受けていただけるよう絶えず業務内容を見直し、安全と医療の質の向上をめざしています。
手術室
3階にある16室の手術室群(12室の中央手術室と4室の外来手術室)には、内視鏡下手術、レーザー治療といった専門機能を持つ手術室を多数完備しています。陰圧室を2室備え、感染対策にも力を入れております。高い技術を有する医療スタッフが、最先端の機器を用いて、急性期疾患にも対応した手術を行います。また手術室とICU・CCU・HCUおよびIVR室が隣接しているため、より安全な術後管理が行えます。
手術室内部
全手術室の内装に抗菌タイルを使うなど、清潔に十分留意しています。各部屋とも、室内の機器をシーリングペンダント形式で設置するなど、機能性を高める工夫が随所になされています。
手術室内部
外来用ユニットでは、デイサージャリー治療を積極的に行います。
手術室内に設置された画像システム
院内のIT化(電子画像システム)は手術室内部にも及び、情報が必要な際には即座に手術室内部に表示させる事が出来ます。これにより手術時間の短縮が図れます。