救命救急科

    ご挨拶

    当院救急センターでは、2002年の開院当初から救急患者に24時間365日対応する地域中核病院として最善・最良の医療を提供できるよう救急医療体制を整えてまいりました。2015年4月からは救急科専門医3名体制となり、ほぼすべての救急搬送症例の初期診療を救急医が担当し、『断らない救急医療』が実現できました。2015年度4月の救急車応需率は95%で、一般の救命センターと比較してもトップレベル。2015年度は八王子市内NO.1の救急車受入数でした。また八王子市内はもちろん多摩地区・県外からたらい回しされた受け入れ困難症例も積極的に受け入れ、多摩地域の中核救急医療施設としての地位を確立してきました。現在当救急センターは2次救急医療機関ですが、『2.5次・2.8次』と呼ばれる一般の救急医療施設では応需しにくいたらい回し・重症疾患の診療にも取り組んでいます。

    救命救急科はERにおける初期診療はもちろん、外科・内科・脳神経外科・整形外科・精神科など単一の診療科では対応できない患者様を積極的に入院させ、ICUやハイケアユニット(HCU)で集中治療に全力を注いでいます。多発外傷・熱傷・薬物中毒・原因不明なショック・外科処置が必要な重症感染症など、多診療科にまたがる複雑な疾病に柔軟に対応できる診療チームは東京都には非常に少なく、近隣の医療機関や県外からの転院症例も増加しています。今後も更なる体制の充実を図り、地域の皆さんが安心・安全に暮らせるよう日々努力してまいります。

    診療内容

    当院は、2002年開院より二次救急医療機関として指定を受けています。日本救急医学会専門医が3名で対応しています。365日、8:30〜16:30まですべての救急搬送患者さんのERでの初期診療を救命救急科専門医が担当させていただきます。「救急車を断らない」をモットーに、円滑な救急車の受け入れ、救急患者の初療対応を行い、救急車応受率は90%以上となっています。また、各診療科専門医との協力体制も充実しており、循環器疾患、脳卒中、消化器疾患、外傷などの重篤な患者も積極的に受け入れています。夜間および休日の当直体制では、内科、外科、小児科および産婦人科の当直医師以外にも、循環器および脳神経の各当直医を24時間体制で整えています。当院は、東京都CCUネットワークおよび東京都脳卒中急性期医療機関に参画しています。八王子市では、小児休日・全夜間救急医療制度を整備し、小児の緊急治療が必要な場合には、市中核病院である当院(奇数日)と東京医科大学八王子医療センター(偶数日)が交代で診療を行っています。

    主な対象疾患

    外傷、熱傷、中毒、環境障害(熱中症、低体温)、内科疾患全般。初期治療に対して対象疾患に関係なく受け入れて診療します。

    主な診療実績

    2018 年度(2018 年4 月〜2019 年3 月まで)の救急来院患者数は10324人でした。そのうち、救急車台数は4761 台、小児患者1704 人となっています。
    また、緊急入院患者数はICU/398 人、HCU/1573 人となっており、八王子市および南多摩地域の救急医療の一翼を担っています。

    医師一覧

    医師名 飯塚 進一 (いいづか しんいち)
    身分 臨床准教授
    専門領域 外傷、集中治療、中毒、環境障害、消化器疾患の外科治療
    専門医・認定医 日本救急医学会指導医、日本外科学会外科専門医
    医師名 山本 理絵(やまもと りえ)
    身分 講師
    専門分野 救急一般
    専門領域 中毒
    専門医・認定医 日本救急医学会専門医・指導医、日本中毒学会認定クリニカルトキシコロジスト、高気圧医学専門医
    医師名 日上 滋雄 (ひがみ しげお)
    身分 講師
    専門領域 外傷、集中治療、熱傷、中毒、環境障害、消化器疾患の外科治療
    専門医・認定医 日本救急医学会専門医、日本外科学会外科専門医、日本熱傷学会専門医、日本消化管学会専門医、日本がん治療認定医
    医師名 杉田 真理子 (すぎた まりこ)
    身分 助教
    専門領域 外傷、集中治療、熱傷、中毒、環境障害、消化器疾患の外科治療
    専門医・認定医 日本救急医学会専門医