循環器センター
ご挨拶
当院で循環器疾患に関わる診療科は、循環器内科、心臓血管外科、画像診断科があります。循環器内科ではPCI、カテーテル・アブレーション、心臓デバイス治療などの治療、および、心臓リハビリテーションによる虚血性心疾患、心不全再発予防など慢性期治療にも力を入れております。心臓血管外科は、2025年より西宏之教授が着任し、低侵襲心臓手術(MICS)による冠動脈血行再建術、弁置換/形成術、不整脈手術などの心臓手術が導入されました。これら以外にも大動脈瘤、大動脈解離に対する人工血管置換術、ステント留置術、閉塞性動脈硬化症に対する血行再建術や下肢静脈瘤に対するストリッピング手術などの手術を提供しています。画像診断科は長谷部光泉教授を筆頭に血管内カテーテル手術(IVR)を得意分野としており、出血性疾患に対する血管内止血治療、閉塞性の下肢血管疾患に対する血管造影ならびに血管内治療、その他悪性腫瘍に対する血管内治療など多種多様な治療を血管内治療センターとして提供しております。
当循環器センターは各種循環器疾患に困られている患者さんに最適の治療法をご提供するため、上記診療科ならびに血管内治療センターが密に連絡しやすいような環境を整えております。各診療科の得意分野が重なっておりますが、より適切で安全な医療提供を心がけるべく、定期的に合同カンファレンスを開催し、各疾患に対する詳細な検討を行い、治療法の選択を決定しています。さらに地域の医療機関の先生方との医療連携を目的として、循環器疾患の勉強会(Heart-Net、八王子循環器セミナーなど)を開催しております。今後もこれまでの病診連携を維持させて頂き、より親密な診療協力関係を築きたいと考えています。
これからも循環器センターは、地域の循環器先進医療の基地として、十分な役割を果たせるように鋭意努力してまいります。皆様からは継続的なご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
診療内容
各種専門的検査および治療実績
(年度)