産婦人科

    ご挨拶

    東海大学医学部付属八王子病院産婦人科の診療体制をご説明します。産科・周産期(2次救急)、婦人科良性腫瘍および悪性腫瘍を中心に、現在7名のスタッフで診療を担当させていただいております。和気あいあいとした雰囲気の中にも、しっかりと低・中・高リスク患者さんを見定め、わかりやすく治療方針をご説明し、ひとりひとりの患者さんやご家族に満足していただけるような医療を確立してまいります。

    診療内容

    女性の生涯を通じて、優しく寄り添う医療を行ってまいります。妊娠経過、分娩のお手伝いをする産科・周産期。女性の一生に携わり、質の高い生活のお手伝いする婦人科診療を心がけ、安全性を担保した高度医療を実施してまいります。

    主な対象疾患

    ●産科/年間分娩数は300例前後。地域中核(2次・周産期)病院として、妊娠の管理を行っています。妊婦さんにとって「満足度の高い妊娠・出産管理」「無理のない自然な形でのお産」「より安全なお産」を合言葉に、通常のローリスク妊娠も取り扱っています。
    ●婦人科/婦人科腫瘍領域に関して、良性腫瘍や初期体癌の腹腔鏡手術や開腹手術、悪性開腹手術などを行っています。そのほか、子宮頸部円錐切除術、子宮頸部蒸散術および子宮内膜ポリープ切除術も積極的に行っていますのご相談ください。
    ●思春期・更年期ホルモン外来/思春期・更年期ホルモン外来については、東海大学医学部付属病院(神奈川県伊勢原市)から第3週水曜日に和泉俊一郎先生が特殊外来を行っています。詳しくは来院前にご確認ください。
    ●セカンドオピニオン外来は、火曜・村松医師(婦人科悪性腫瘍)、水曜日・塚田医師(婦人科腫瘍)、木曜日・前田医師(婦人科腫瘍)がそれぞれ担当しています。
    ●自己血貯血/子宮筋腫核出術、前置胎盤、悪性腫瘍手術など術前に出血が予想される場合には、可能な限り自己血貯血を行って手術に臨んでいます。

    主な診療実績

    [2016年実績]
    分娩数274件(うち帝王切開数64件)
    良性婦人科手術:開腹術(腟式含む)110例、腹腔鏡下手術(子宮体癌含む)175例
    悪性婦人科手術:60件(頚癌11例、体癌22、卵巣癌22例、その他5例)

    医師一覧

    医師名 村松 俊成 (むらまつ としなり)
    身分 教授、医長
    専門分野 婦人科腫瘍・手術・化学療法
    専門領域 婦人科腫瘍
    専門医・認定医 日本産科婦人科学会専門医・指導医、日本婦人科腫瘍学会専門医・指導医、日本臨床細胞学会細胞診専門医、女性ヘルスケア暫定指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医
    医師名 前田 大伸 (まえだ ひろのぶ)
    身分 講師
    専門分野 婦人科腫瘍・産婦人科
    専門領域 婦人科腫瘍
    専門医・認定医 日本産科婦人科学会専門医・指導医
    医師名 塚田 ひとみ (つかだ ひとみ)
    身分 講師
    専門分野 腫瘍
    専門医・認定医 産婦人科専門医、婦人科腫瘍専門医、細胞診専門医、がん治療認定医
    医師名 中嶋 理恵 (なかじま りえ)
    身分 助教
    専門分野 産婦人科一般
    医師名 飯田 哲士 (いいだ てつじ)
    身分 助教
    医師名 楢山 知明 (ならやま ともあき)
    身分 助教
    医師名 楢山 知紗 (ならやま ちさ)
    身分 助教
    医師名 間邊 貴俊 (まなべ たかとし)
    身分 臨床助手
    医師名 泉 顕治 (いずみ けんじ)
    身分 臨床助手

    診療担当表

     
    婦人科 午前 楢山 知紗 村松 俊成
    楢山 知明
    塚田 ひとみ
    間邊 貴俊
    前田 大伸
    飯田 哲士
    中嶋 理恵 輪番
    婦人科 午後 楢山 知紗 村松 俊成
    楢山 知明
    塚田 ひとみ 飯田 哲士
    宮武 典子(専門外来)
    中嶋 理恵
    産科 午前 中嶋 理恵 楢山 知紗 楢山 知明
    産科 午後 産後健診

    研究

    現在行っている研究

    臨床研究としては

    1. 子宮頸部異形成上皮に対する蒸散手術の効果
    2. 子宮内膜症性囊胞に対する腹腔鏡下手術の治療成績
    3. 腹腔鏡下子宮筋腫核出術後の治療と再発
    4. 子宮筋腫に対する開腹手術と腹腔鏡下手術の周術期の比較
    5. 婦人科悪性腫瘍患者の治療効果と予後の検討
    6. 子宮頸癌治療におけるリンパ節転移と予後の関連
    7. レアな婦人科腫瘍の治療について

    以上の項目です。

    研究ご協力のお願い

    上記の臨床研究に対し、先生方で気になる症例がございましたらご紹介のほどよろしくお願いします。

    研究実績

    1. Maeda H, Izumi S, Kato Y et al. :Gene expression of lymphocyte protein receptor was suppressed in lactating mothers. Tokai J Exp Clin Med. 2010: 35: 62-65.
    2. 杉山太朗、佐柄祐介、柏木寛史 他:腹腔鏡下手術にて治療した粘液性境界悪性腫瘍を合併した未熟奇形腫の一例. 関東連合産婦人科学会誌 2012: 49: 639-644.
    3. 呉屋憲一、村松俊成、菅野秀俊 他:腹腔鏡手術にて摘出しえた後腹膜成熟囊胞性奇形腫の1例.日本産婦人科内視鏡学会雑誌 2012: 28: 556-560.
    4. Togo A, Muramatsu T, Tsukada H et al. :A case of metastatic uterine cervical squamous cell carcinoma in the right atrium. Tokai J Exp Clin Med. 2013: 38: 42-45.
    5. 矢坂 美和、 村松 俊成、佐柄 祐介、 野路 千智 他:腹腔鏡下に治療し得た卵管外発生型成熟嚢胞性奇形腫の1例
      関東連合産科婦人科学会誌, 52(4):629-633, 2015