消化器外科

    ご挨拶

     2023 年度は、常勤医 12 名で診療にあたります。外科手術を必要とする患者さんが高齢化し既往歴や併存疾患が多く、また他臓器重複癌があるなどの問題を抱えていることが多いため、どのような治療法を選択すべきか、どうしたらその患者さんの良い時間を長くできるか、治療方針を決定するためにスタッフが知恵を出し合い、一丸となって全力を尽しています。
     2017年より東京都がん診療連携拠点病院のひとつに認定され、より当科の役割も大きくなったと身の引き締まる思いであります。
    これまでも食道癌・胃癌・大腸癌・膵癌・肝癌などに対して積極的に取り組んでまいりました。昨今の薬物療法の目覚しい進歩から、外科治療につなげるよう集学的治療を行っております。
     また悪性腫瘍のみならず、一般・消化器外科として胆石胆嚢炎・急性虫垂炎・腸閉塞・ヘルニア嵌頓などの腹部救急疾患から、痔核手術にいたるまで外科的アプローチの必要な疾患すべてを広く対象としています。
     引き続き八王子市および近隣地域まで皆様の健康増進および外科的治療に一層貢献できればと考えております。

    診療内容

     当科では消化器疾患、腹部救急疾患の診断と治療を主に扱っております。日本外科学会、日本消化器外科学会の認定修練施設を取得しており最先端の治療を提供しております。

    当科が担当する疾患

    上部消化管領域の代表疾患

    食道がん、食道腫瘍、食道静脈瘤、逆流性食道炎、食道アカラシア、胃がん、胃潰瘍、胃GIST、胃ポリープ、十二指腸潰瘍、小腸腫瘍、小腸悪性腫瘍、メッケル憩室、その他

    下部消化管領域の代表疾患

    結腸がん、結腸ポリープ、直腸がん、直腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病、虫垂炎、結腸憩室炎、内痔核、外痔核、痔瘻、その他

    肝胆膵領域の代表疾患

    肝細胞がん、胆管細胞がん、転移性肝がん、肝膿瘍、肝嚢胞肝内結石症、肝海綿状血管腫、胆嚢がん、肝門部胆管がん、胆管がん、胆嚢結石、胆管結石、膵胆管合流異常、先天性胆道拡張症、膵臓がん、膵嚢胞性腫瘍、慢性膵炎、膵石症、脾腫瘍、脾機能亢進症、その他

    早期の食道がん、胃がん、大腸がんには、症例により内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や内視鏡的粘膜切除術(EMR)を行います。内視鏡の先端よりハサミや電気メスを出し、がんを切除する方法で、腹部や胸部に傷をつける事なくがんを根治する事が可能です。
    胆石症の大部分と虫垂炎、大腸がん、胃がんの一部では体の負担の少ない腹腔鏡手術を積極的に施行しております。通常の開腹手術と比較いたしますと術後の疼痛が軽度で、術後の回復も早いのが特徴です。特に胆石症、虫垂炎に関しては、単孔式腹腔鏡下手術を行っています。傷が臍に一つだけで、術後の傷はほとんど目立ちません。
    当院は救急疾患にも力を入れています。救急専門医が5人に増員し、救急車の受け入れも増加しております。その中には消化器疾患で緊急手術が必要な患者さんも含まれます。我々は24時間、365日体制で対応しています。

    受診される方へ

    午前8時~11時までの間に受付をお済ませ下さい。その日のうちに診察と可能な限りの検査を致します。
    紹介状を御持参いただける方が望ましいのですが紹介状がない場合でも、受診は可能です。
    東海大学医学部付属八王子病院としてどのようなご病気でも、おひとりおひとりに合わせた最高の治療を提供させて頂きます。外来担当表をご参考に、いつでも安心して好きな曜日にご受診下さい。
    食道疾患や直腸、肝臓、胆道膵疾患などの高難度手術が必要な患者さんの場合には、再診の際に担当医を調節させて頂く場合がありますので、ご協力下さい。

    主な対象疾患

    食道疾患

    食道疾患診療の現在

    食道疾患には、食道癌を始めとして、逆流性食道炎 (胃食道逆流症・GERD) 、食道静脈瘤、食道アカラシア、食道良性腫瘍、特発性食道破裂、などがあります。

    最も重要なものは食道癌であり、その大部分は扁平上皮癌ですが、逆流性食道炎から発生するバレット食道腺癌も最近増加する気配をみせていますし、特殊型食道癌も数パーセントに認められます。食道癌の治療は多岐にわたり、早期癌 (粘膜癌) には原則として内視鏡による切除術 ( EMR・ESD ) を適応し、粘膜下層癌から進行癌には原則として外科的根治術を施行致します。さらに抗癌剤を投与する化学療法や放射線療法を手術と合わせて行う集学的治療も行っています。手術を希望されない方や食道癌が気管・気管支あるいは大動脈に浸潤していて手術による根治が困難な方には抗癌剤と放射線を併用する化学放射線療法を行います。食道癌に罹るのは御高齢の方が多く、心臓・肺・肝臓・腎臓などの機能障害や糖尿病・痛風・高脂血症・高血圧などの種々の合併症を重複してもっていることも少なくありません。それゆえどのように治療してあげたらその患者さんが最も幸せかという治療方針を決めることが最も大切です。私は3,400例以上の食道癌を治療してきましたが、お一人お一人違っていて細かな気配りが大切であることを痛感しています。

    逆流性食道炎は大部分がプロトンポンプ阻害薬やH2受容体拮抗薬などのお薬で治りますし、食道胃静脈瘤は内視鏡治療で治ります。食道の粘膜下腫瘍などの良性疾患も内視鏡で取れてしまうものが多いです。“手術しないで済むものは出来るだけ手術しないで治す”というのが私の考え方です。

    しかし、食道アカラシアの半数以上は手術が必要ですし、特発性食道破裂の大多数も手術が必要となります。お酒を飲んで寝た後、嘔吐して、急激な胸痛や上腹部痛が発生したら特発性食道破裂の可能性が高いので大きな病院を受診して下さい。今でも死亡率の高い疾患です。

    食道疾患のみならず、御心配なことがありましたら何でも御相談下さい。

    胃疾患

    胃は、食物を貯留し柔らかく消化する機能を持っており、消化された物は小腸で吸収され栄養となります。胃の手術を行った場合、程度の差はありますが、この機能が損なわれることになります。胃悪性腫瘍の中では癌が多くを占めますが、その他にGIST(間葉系腫瘍)などの粘膜下腫瘍も含まれ、その腫瘍が発生した部位や進行程度によって治療方法が異なります。胃癌の進行度はStageⅠ~Ⅳまでの病期や早期・進行という言葉で表されますが、胃粘膜にとどまる早期癌には、内視鏡的粘膜切除(EMR・ESD)が可能です。しかし、内視鏡的治療が困難な早期癌や進行癌には低侵襲性の完全腹腔鏡下手術を行っています。そして、できるだけ機能温存手術(胃切除範囲の縮小・迷走神経の温存・幽門/噴門の温存・大網の温存など)を行って術前の胃の機能を残すようにしています。さらに、本当に胃の機能が残っているかどうかを確認する検査も行って手術方法のフィードバックを行っています。もちろん、腹腔鏡手術が困難な場合も、開腹手術を行って根治性と安全性を得られるように努力をしています。
    化学療法には、手術前に行う術前化学療法と術後に癌の再発を抑える目的の術後補助化学療法があります。手術が可能と思われるが、進行程度がかなり高度な進行胃癌に対しては、術前化学療法(NAC)や術前化学放射線療法(NACRT)も行い治療効果を高める努力をしています。また、手術が困難な場合には、通常の抗癌剤治療の他に分子標的薬(トラスツズマブ・ラムシルマブ)なども使用して集学的治療を行っています。
    さらに有効で効果的な治療を開発するため、当科はJCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)胃がんグループに所属しており、臨床試験にも積極的に参加しています。
    当院スタッフ全員で協力し、患者様の治療に全力を尽くしたいと考えておりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

    大腸疾患

    東海大学医学部付属八王子病院 外科 大腸グループ
    詳細はこちら(大腸がん克服のためのホームページ)

    診療について

    年々増加傾向にある大腸がんに対して、主として手術・抗がん剤治療・放射線治療など、病態に応じた各種の治療を行っております。下部消化管/大腸班としては全集学的治療を構築し、大腸内視鏡検査/治療(約950例以上/年)・腹腔鏡補助下手術(約120例以上/年)・外来化学療法(約100例以上/年)等を日々継続して行っております。2020年度からは、厚労省がん診療連携拠点病院(がん診療連携拠点病院/地域がん診療連携拠点病院)に認定され(都内全26病院)、今後も「がん連携パス」「がんサロン」等を通じ医療連携を推進し、より良いがんの診療体制を築いてゆきたいと考えております。
    当科では開腹手術に比べて小さな傷ですむ腹腔鏡下手術を積極的に取り入れ、難度の高い大きながんに対しても腹腔鏡で手術を行っております。 腹部正中に5~6㎝の小切開創より腹腔内へ左手を挿入し行う用手補助腹腔鏡下手術(HALS)や、鉗子(手の替わりになる器具)のみで行う完全鏡視下手術など幅広く患者様の状態に応じて手術を行っております。

    また肛門付近の下部直腸がんに対しても腹腔鏡下手術を行っており、可能な限り永久人工肛門を造らないような治療を行っています。 腹腔鏡下手術は傷が小さく、痛みが少なく、ほとんどの方が術後の回復が早く早期に退院できるなどの特徴があります。術後の切除病変を病理検査で評価し、StageⅢ以上の場合は再発予防のために注射による抗がん剤治療(補助化学療法)を行っています。StageⅡのハイリスクの方にも治療を勧める場合があります。既に転移を有するStageⅣや術後に再発を起こした方にも、抗がん剤治療や放射線治療を行っています。治療後の評価で転移・再発した病変が縮小している場合は手術し治癒できる場合もあります。その他、がんの手術以外にも急性虫垂炎、大腸憩室炎、腸閉塞、鼠径ヘルニア、肛門疾患などの幅広い範囲で専門医が診察します。
    全スタッフ一丸となり、患者様中心の医療を目指しております。

    肝臓疾患

    当院では年間20例~30例の肝切除を行っております。開腹手術はもちろんのこと腹腔鏡下肝切除も行っております。腹腔鏡下肝切除は高難度手術でありまだ限られた施設で行っているのが現状です。しかし腹腔鏡下肝切除は整容性や創痛の緩和、出血量の減少、在院日数の短縮などメリットの大きい手術です。患者様の腹腔鏡下肝切除に対する不安が解消されるよう、当院でも現在様々な工夫・手法で安全に行えるように手術を行っております。

    対象疾患:肝切除術の対象となる疾患は、肝細胞癌、胆管細胞癌(=肝内胆管癌)、大腸癌を中心とする転移性肝癌、肝門部胆管癌などの悪性腫瘍(癌)や症状を有する巨大な血管腫などの良性疾患です。

    術前検査:CT画像データをもとにした3D画像を作成し、手術を行う際の参考にしています。肝臓の中には無数の脈管(動脈・門脈・胆管・静脈)をあらゆる角度から観察することができます。

    術中の工夫:腫瘍の位置や肝臓の区域を同定するため超音波はもちろんのことICG蛍光システムを使用しています。手術の3~4日前に静脈内にICG(インドシアニングリーン)を投与することで腫瘍が発光し位置を同定(インドシアニングリーン)することができます。

     

    開腹手術と腹腔鏡下肝切除の創部の比較:
    腹腔下肝部分切除(S6)の創部(左)
    開腹肝部分切除(S7)の創部(右)

     

    膵・胆道疾患

    膵・胆道癌に関しては、手術以外に根治の道はありません。当院では、癌の根治を目指し外科的切除を出来るだけ施行するようにしています。最近では膵癌に有効な抗癌剤も開発されており、切除術が適応できない症例に対しては、外来で抗癌剤治療を行います。膵体尾部の腫瘍に関しては、腹腔鏡下膵切除術を行っています。

    膵頭部・遠位胆管腫瘍と診断された方
    膵頭部癌や遠位胆管癌(下部胆管癌)などに対して、膵頭十二指腸切除術を行います。
    膵頭部、遠位胆管・胆嚢、十二指腸、胃の一部を一塊にして切除し、膵臓・胆管・胃を、それぞれ空腸を用いてつなぎ直します。
    膵臓はインスリンを分泌して血糖をコントロールしています。膵臓全体の約30%切除をするため、報告では2~3割前後の方が術後糖尿病になるとされています。
    膵頭十二指腸切除術は消化器外科領域の高難度手術です。当院では年間約30例の膵頭十二指腸切除術を行っています。順調であれば術後7日目に退院可能です。
    膵癌の場合には、術後の再発予防のため、TS-1(ティーエスワン)という抗癌剤を半年間内服して頂きます。
    2018年度からは、低悪性度膵腫瘍(IPMNなど)に対して腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術を行っています。
    2020年度からは、膵癌、胆管癌等の悪性腫瘍に対しても腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術が保険適応になりました。当院では、切除可能な膵癌、胆管癌に対して、積極的に腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術を行っています。

    膵頭十二指腸切除術
    再建

    膵体尾部腫瘍と診断された方
    膵体部から膵尾部の腫瘍に関しては、膵体尾部切除術が必要になります。膵臓癌などの悪性度の高い腫瘍では、リンパ節転移の可能性も考えて脾臓も同時に切除することが一般的です。低悪性度の腫瘍では、膵臓のみを切除し、脾臓は温存します。当院では可能な限り腹腔鏡下膵体尾部切除術を行っております。2018年度は18例の膵体尾部切除術を行い、そのうち1例をのぞき全例で腹腔鏡手術を行いました。

    膵癌などの高悪性度の腫瘍に対して
    低悪性度の腫瘍に対して
    手術シェーマ

    胆石症

    単孔式腹腔鏡下胆のう摘出術の術中風景です

    当院は胆石症の患者さんも多く来院されます。ほとんどの症例に腹腔鏡による摘出術が適応されます。胆嚢炎が高度な場合は、従来通りの開腹手術に移行しますが、その頻度は多くはありません。
    単孔式腹腔鏡下手術は、4個の穴をあけていた従来の腹腔鏡手術より、傷の整容性に優れていて、特に若い女性に喜ばれております。胆嚢炎を起こすと、胆嚢が周囲の臓器(十二指腸・大腸など)と癒着を起こします。癒着の具合によっては、腹腔鏡手術が困難な事もあります。わからないことは何なりとお気軽にご相談下さい。

    20代 女性 術後2週間の傷です

    ヘルニア

    「鼠径(そけい)」部とは、太もももしくは、足のつけねの部分のことをいい、「ヘルニア」とは、体の組織が正しい位置からはみ出した状態をいいます。「鼠径ヘルニア」とは、本来ならお腹の中にあるはずの腹膜や腸の一部が、多くの場合、鼠径部の筋膜の間から皮膚の下に出てくる下腹部の病気です。一般的には「脱腸」と呼ばれている病気です。

    初期症状は、立った時とかお腹に力を入れた時に鼠径部の皮膚の下に腹膜や腸の一部などが出てきて柔らかいはれができますが、普通は指で押さえると引っ込みます。
    太ももや足のつけね(鼠径部)に何か出てくる感じがあり、それがお腹の中から腸が脱出してくるので「脱腸」と呼ばれています。そのため不快感や痛みを伴ってきます。
    はれが急に硬くなったり、膨れた部分が押さえても引っ込まなくなることがあり、お腹が痛くなったり吐いたりします。これをヘルニアのカントン(嵌頓)といい、急いで手術をしなければ、命にかかわることになります。

    鼠径ヘルニアは、乳幼児の場合はほとんど先天的なものですが、成人の場合は加齢により身体の組織が弱くなることが原因で、特に40代以上の男性に多く発生する傾向があります。乳幼児でも中高年でも鼠径ヘルニア患者の80%以上が男性ですが、これは、鼠径管のサイズが女性は男性より小さく、比較的腸が脱出しにくいためと考えられています。

    治療法は手術のみで手術には2種類あります。一般的な鼠径部を切開して行う「前方アプローチ(開腹手術)」と腹腔鏡を用いて行う「腹腔鏡アプローチ」です。

    腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術法は、1980年代に海外で行われ始めた手術法で、日本でもこの手術を行う病院が徐々に増加しています。
    腹腔鏡下手術では、従来から行われているお腹を切開する開腹手術(前方アプローチ)と異なり、まずお腹に5mmの小さな穴を3ヵ所程度あけます。そのうちの1つの穴から腹腔鏡を入れてお腹の中を映します。その像をテレビモニタで観察してヘルニアの場所を見つけ、別の穴から入れた手術器具を操作して患部の治療をします。傷あとが小さく痛みが少ないため、日常生活に早く戻れます。入院期間は3~4日程度です。全身麻酔をかける必要があり、前方アプローチより多少時間がかかります。

    救急疾患

    常勤12名、非常勤2名の計14名の消化器外科医で、24時間 365日対応いたします。

    主な診療実績

    2022 年度の手術実績を示しますと、食道癌手術 10 例に加え、食道癌内視鏡切除 (EMR、ESD)39 例でした。胃癌手術症例(56 例)、結腸癌手術症例(66 例)、直 腸癌手術症例(35 例)でした。さらなる低侵襲手術を推し進めています。肝胆膵の分 野では、肝切除術 14 例(腹腔鏡手術 13 例を含む)、膵切除 35 例を行いました(腹 腔鏡下 PD18 例、腹腔鏡下 DP7 例を含む)。新型コロナウイルス感染症対応のため 限られたベッド数のなかで,緊急手術にも対応しております。

    医師一覧

    医師名 幕内 博康 (まくうち ひろやす)
    身分 東海大学顧問
    専門分野 食道
    専門領域 上部消化管疾患の外科治療、食道疾患の診断、上部消化管の内視鏡的治療
    専門医・認定医 日本外科学会指導医・専門医、日本消化器外科学会指導医・専門医、日本消化器内視鏡学会指導医・専門医、日本消化器病学会指導医・専門医、消化器がん外科治療認定医、日本気管食道科学会専門医、日本がん治療認定医機構がん治療暫定教育医
    医師名 向井 正哉 (むかい まさや)
    身分 教授/病院顧問・前病院長
    専門分野 大腸
    専門領域 大腸がんの集学的治療、大腸がんの腹腔鏡補助下手術、内視鏡診断/ 治療、転移・再発診断(⇒大腸がん克服のためのホームページ
    専門医・認定医 日本外科学会指導医・専門医、日本消化器外科学会指導医・専門医、消化器がん外科治療認定医、日本大腸肛門病学会指導医・専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医
    医師名 金子 順一 (かねこ じゅんいち)
    身分 教授
    医師名 鍋島 一仁 (なべしま かずひと)
    身分 臨床教授
    医師名 山本 壮一郎 (やまもと そういちろう)
    身分 准教授
    専門分野 食道
    専門領域 上部消化管疾患の内視鏡診断、食道疾患の外科治療、食道がんの集学的治療
    専門医・認定医 日本外科学会指導医・専門医、日本消化器外科学会指導医・専門医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本消化器病学会専門医・指導医、消化器がん外科治療認定医、日本食道学会食道外科専門医、日本気管食道科学会外科食道系専門医
    医師名 岡田 和丈 (おかだ かずたけ)
    身分 准教授
    専門分野 大腸
    専門領域 大腸がんの集学的治療、大腸がんの腹腔鏡下/補助下手術、内視鏡診断/ 治療、転移・再発診断
    専門医・認定医 日本外科学会指導医・専門医、日本消化器外科学会指導医・専門医、日本消化器内視学会専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医(ヘルニア)、ロボット(ダヴィンチXi)手術認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、消化器がん外科治療認定医
    医師名 和泉 秀樹 (いずみ ひでき)
    身分 准教授
    専門分野 肝胆膵
    専門領域 肝胆膵疾患の外科治療、単孔式腹腔鏡手術
    専門医・認定医 日本外科学会指導医・専門医、日本消化器外科学会指導医・専門医、日本消化器病学会指導医・専門医、消化器がん外科治療認定医、日本肝臓学会専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本胆道学会指導医、日本膵臓学会指導医
    医師名 吉井 久倫 (よしい ひさみち)
    身分 助教
    専門分野 救急・肝胆膵
    専門領域 消化管疾患の診断と外科治療、外科救急医学
    専門医・認定医 日本救急医学会専門医、日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、日本消化器病学会専門医、消化器がん外科治療認定医、日本腹部救急医学会認定医、日本肝臓学会肝臓専門医、消化器内視鏡学会専門医、日本膵臓学会認定指導医、がん治療認定医
    医師名 谷田部 健太郎 (やたべ けんたろう)
    身分 助教(博士)
    専門分野 食道・胃
    専門領域 食道・胃疾患の外科治療・集学的治療
    専門医・認定医 日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、日本消化器病学会専門医、日本食道学会食道科認定医、消化器がん治療認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医(食道)、日本食道学会食道外科専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医
    医師名 陳 凌風 (ちん りょうふう)
    身分 助教
    専門分野 消化器外科
    専門領域 下部消化管
    専門医・認定医 日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医
    医師名 関 太要 (せき たかとし)
    身分 助教
    専門分野 食道・胃
    専門領域 上部消化管疾患の診断・治療
    専門医・認定医 日本外科学会専門医
    医師名 藤野 里夏 (ふじの りか)
    身分 助教
    専門分野 外科一般・肝胆膵
    専門領域 腹腔鏡手術
    医師名 武尾 重也 (たけお しげや)
    身分 助教
    専門分野 外科一般
    医師名 中原 誠司(なかはら せいじ)
    身分 臨床助手
    医師名 長谷川 小百合 (はせがわ さゆり)
    身分 非常勤医師
    専門分野 大腸・肛門
    専門領域 大腸がんの集学的治療、肛門疾患の診断・治療
    専門医・認定医 日本外科学会指導医・専門医、日本消化器外科学会指導医・専門医、日本消化器内視鏡学会指導医・専門医、日本消化器病学会指導医・専門医、消化器がん外科治療認定医、日本消化管学会胃腸科認定医、日本大腸肛門病学会指導医・専門医
    医師名 小池 卓也 (こいけ たくや)
    身分 リサーチフェロー(毎週水曜日; 2016~向井研究室)
    専門分野 大腸
    医師名 日上 滋雄 (ひがみ しげお)
    身分 リサーチフェロー(毎週金曜日; 2021~向井研究室)
    専門分野 大腸

    診療担当表

     
    午前 向井 正哉
    岡田 和丈
    山本 壮一郎
    谷田部 健太郎
    金子 順一吉井 久倫 陳 凌風
    関 太要
    鍋島 一仁
    和泉 秀樹
    藤野 里夏
    武尾 重也(2・4)
    関 太要(5/奇数月)
    藤野 里夏(5/偶数月)
    午後 向井 正哉
    岡田 和丈
    山本 壮一郎
    谷田部 健太郎
    金子 順一吉井 久倫 陳 凌風
    関 太要
    鍋島 一仁
    和泉 秀樹
    藤野 里夏

    研究

    現在行っている研究

    • 1)食道癌のリンパ節内遊離癌細胞と転移/再発に関する臨床病理学的研究
    • 2)食道癌の遠隔転移巣(肝・肺)に於ける遊離癌細胞の発現と予後に関する臨床病理学的研究
    • 3)大腸癌に対するHALSの臨床成績:当院に於ける中間結果解析
    • 4)胃癌のリンパ節内遊離癌細胞と転移/再発に関する臨床病理学的研究
    • 5)大腸癌の遠隔転移巣(肝・肺)に於ける遊離癌細胞の発現と予後に関する臨床病理学的研究
    • 6)腹腔鏡下機能温存手術術後Quality of Lifeと機能に関する研究
    • 7)進行胃癌に対する拡大手術後の術後栄養管理に関する研究
    • 8)Bulkyリンパ節転移を有する進行胃癌に対する術前化学放射線療法に関する研究 

    研究ご協力のお願い

    上記の研究を行うために、術後の全身症状や腹部症状などに関するアンケート用紙が郵送されることがあります。プライバシーは護られますし、その後の治療に影響を与えることはありませんので、正直にお答えいただきたいと思います。