画像支援下治療センター
ご挨拶
画像支援下治療センターは、CTや超音波などの画像機器を活用し、患者さんの身体への負担を可能な限り軽減しながら、正確かつ安全な低侵襲治療を提供する専門部門です。
本センターは画像診断科を中心に、各診療科と密接に連携し、院内外からの非血管系IVR(画像下治療)を幅広く担ってまいります。
診療内容
具体的には、CTガイド下生検、膿瘍ドレナージ、各種腫瘍に対するアブレーション治療など、画像により病変の位置や周囲臓器を精密に把握しながら行う高度な穿刺手技を対象としています。
なかでもCTガイド下生検は、単なる良悪性診断にとどまらず、組織型の同定や遺伝子解析に必要な検体を取得するうえで、極めて重要な役割を担っています。近年のがん診療においては、病理診断および分子プロファイルに基づく個別化医療の重要性が一層高まっており、本手技は患者さん一人ひとりに最適化された治療戦略の立案に不可欠です。その結果、施行件数は年々増加しており、院内外からの依頼も着実に増加しています。
本センターでは、治療精度の向上のみならず、合併症の低減、放射線被ばくの適正管理、安全な運用体制の構築を重視しています。また、従来は外科的治療が必要であった病態に対しても低侵襲な治療選択肢を提供することで、患者さんの早期回復および入院期間の短縮に貢献します。
さらに、既存の血管内治療センターと機能を分担・補完しながら、診療・教育・研究の発展を推進し、地域医療における先進的画像下治療の拠点としての役割を果たしてまいります。

